猫を寄せ付けない「猫よけ」対策

猫よけの注意点

 

 

猫よけの秘策ルールとは「猫が嫌がることを慣れさせず、猫があきらめるまで継続する」ことです。これまで「猫よけ」と言えば、ペットボトルに始まり、お酢や米のとぎ汁、市販の薬品など、実に多くの対策がありましたが、それらの効果は期待ほどではなかったか、一時的な効果しかなかったという声も多いようです。

 

砂利にする、レンガにするなど、その場所の「素材」を変更しても、猫にとってはその「場所」がトイレですから、あきらめず継続するケースもあり、猫は土が好き、というのは完全な間違いではなくても、全ての猫に共通する習性ではないということです。

 

さらに猫にとっては「自分の場所」は命より大切と言われるくらいですので、多少イヤな匂いがあってもテリトリーを守ろうとしますし、忌避剤を利用された方の感想の多くに見られるように、慣れられるとその対策は、その場で終了となります。

 

猫が嫌がる匂いがあるのは事実ですが、こちらも絶対的な方法ではありません。猫はもともと警戒心の強い動物ですから、大きな音に驚いて逃げることもありますが、これは猫に限らず、どんな動物にも共通する習性であり、さらにその音が警戒に値しないと感じたなら、当然の如く警戒しなくなります。

 

尖ったものやトゲトゲ状のものも確かに嫌いますが、トゲトゲを足でどかしてフンをしていた、噛みちぎっていたなどの報告があることから、猫なりに知恵を働かせて対応してくるようです。